BT-338 on Zaurus(CFBT02I)

IBS Japan の CFBT02I を Zaurus SL-C3100 につけて, Bluetooth GPS レシーバ BT-338 を動作させることができましたので,やり方などを簡単に.

用意したもの

パッケージのインストール

普通にインストールしてください.
ただし,いくつかのパッケージは,ファイル名が_arm.ipkの形になっていないだとか,ハイフォンがどうのとかいって,インストールできません.
したがって,警告された箇所を,警告にしたがってファイル名変更で修正してください.

パッケージインストール後,再起動が必要かもしれません.必要ないかもしれません….

BlueZが使えてるかチェック

まず,BlueZを起動します.

# /etc/rc.d/init.d/bluetooth start
starting Bluetooth.. Done.

自分自身を認識できているかどうかをチェックします.

# hcitool dev
      hci0    00:10:??:??:??:??

表示されれば,とりあえず,使える状態にあります.

BT-338の電源をいれ,認識するかチェックします.このとき,BT-338のアドレスを知ることができます.

# hcitool scan
Scanning ...
         00:0D:??:??:??:??

見つかればOKです.

BlueZの設定

BlueZの設定は一カ所だけです.
/etc/bluetooh/rfcomm.conf だけ.
私は次のようにしました.

rfcomm0 {
  bind yes;
  device 00:0D:??:??:??:??; # BT-338のアドレス
  channel 1; # channelは1で大丈夫みたいです(^^;
  comment "BT-338";
}

書き換えたら,BlueZを再起動.

# /etc/rc.d/init.d/bluetooh restart
Shutting down bluetooth.. Done.
Starting Bluetooth.. Done.

qpeGPSの設定

qpeGPSはすでにインストールしているという前提で話を進めます.
qpeGPSについては,こちらを参考にすると良いかもしれません.qpeGPS全般について,興味深いことを書かれています.


まず,qpeGPSを起動してください.起動すると,最初の一回だけは,GPSにつながらないなどと警告が出ますが,気にせず再試行してください.
qpeGPSにすべき設定は,これまた一カ所だけ.
GPS->gpsd Settings->Args:を

 -p /dev/rfcomm0 -s 38400

と変更するだけです.
記入後,qpeGPSを再起動させると,めでたくGPS衛星を補足できることかと思います.

補足

Zaurusの電源をOFFにすると,CFBT02Iをいったん抜いて,差し直し,bluetoothを再起動する必要があります.
自動化できるとおもいますが,まだやってません.

参考リンク

おもに,[SL-C860] Bluetooth環境の構築: 管理人の部屋を参考にさせていただいています.
ありがとうございました.

*1:だぶん,これはいらないかな….