この記事.
タレコミ内容は以下のとおり.
poundcake 曰く、
オーストリアの内務省高官が、ISPとの会合でSkypeを盗聴できることをほのめかす発言をしたそうです。そこでSkypeに確認したところ、否定されなかったというので騒ぎになっています。また、現にオーストリアの警察はSkypeを盗聴している、とする報道もあったそうです(ニュース記事: ZDNet、 ITmedia ITmediaの「閣僚」は誤訳。元ネタはこちら)。つまり最初からSkypeにはリモート盗聴機能があるという疑いですが、前からウワサはあって、特別な顧客には盗聴ツールを売っているとかいないとか。 素人的によくわからないのは、Skypeの対応です。はっきり否定しないと、利用者が減ってしまうと思うんですけど。
コメントに次のようなものがありました.
ZDNetの方が詳しく書いてありますが、
評価の高いHeise Onlineに掲載されたレポートでは、この問題は2008年6月に規制当局と複数の
ISPとの会合で議論されたもので、この場でオーストリア内務省の高官は
「当局としてはSkypeの会話が盗聴できることに問題はない」と発言したという。
オーストリーの法制度がどうか存じませんが、技術的に可能である=盗聴し放題ヤッター、という事では無いと思うのですが。
有線電話だって警察には盗聴出来ますよね?それで「仕事には怖くて使えない」と言う人はいませんよね?やけに扇情的なタレコミだなあ、モデ出来ればフレームの元にするのに、と思って編集者を見たら、
。。。。もう何も申しますまい(-.-)。
VIP向け盗聴機能があったとしても特定のごくわずかな人間しか盗聴できないので,それほど気にしなくてもいい・いやよくない! という話よりも,(それなりに)安全(盗聴が困難)と思っていた物が実は安全ではないのか?ということが個人的にガッカリですな.そもそも特定の人間に一部であれ個人の情報を掌握されることは気分がいいものではない.
この手の話だと,NSA(米国国家安全保障局)あたりが標準暗号を定める際にキーエスクロウ機能(NSAがその暗号プロトコルで生成された暗号文を解読できる)をつけようとしたことを思い出しますね.
まぁ,本当に盗聴可能なのかどうかはまだナゾなのですけど.