先般,ニコン工場にドナドナされていたD7000がかえってきました.
一緒に出していたレンズ共々オーバーホールされたようです.
ただ,ピントが全く合わなくなってしまったのです….特に,一番使っている Ai AF Nikkor 35mm f/2D で….
ものすごい後ピンです.AF微調整で-15して前ピン設定をして,ようやく使い物になるレベル.SIGMA 10-20mm f/3.5 DC HSM も同様に -12 して前ピン設定してやらないとピントが合わなくなりました.つまり,後ピンです.ちゃんとはまだ確認していないのですが,AF-S DX Micro Nikkor 40mm f/2.8G でも後ピンくさい描写が見えます.
…これは…いったい…?
修理報告によると「AFは問題ないレベルだったが調整した」ってなことが書いてあります.いや,うちの環境に限って言えば悪くなっている.
実は D7000 は問題なくて,ぼくの持っているレンズたちが後ピンってこと??
f2D では,ライブビューピント調整後(コントラストAFだから正確)に通常AF(位相式)で合わせると,ズームリングが僅かに望遠側に回りますから,わかりやすいです.しかも,f/2ですと後ピンにありがちな紫色の収差が濃淡の境界に表れます.極近距離はやや前ピンになりますが,それ以外は無限遠に近いところまで後ピンです.白色蛍光灯・電球・晴天日向・晴天日陰,いずれも後ピン傾向.もちろん,WBも合わせてます.
WBといえば,電球色で撮影したときWBで色温度10000K設定で撮るとなんとかピントが合う感じ.これは,色温度が高いとき,後ピン傾向になるから,それを補正して前ピン調整を自動的にしてるんじゃあないかと思います.たぶん….
うーむ,元々サービスセンターに投げ込んだときも,「後ピン傾向があるから調整を」と伝えたのに,ますます後ピンになってかえってくるとはね.感覚はこの人に近い.
とりあえず.友人が新品の D7100 を持っているので,そっちでも f2D 使って試験してみて,どっちが悪いのか判別してみるつもり.
最悪,保証も切れたし,自分で位相式AFの調整くらいやってもいいのだけどね.
手持ちの D3200 で Ai AF が動けば楽なんですけどねぇ.SIGMA 10-20mm は社外品なのであまりアテにしたくないなり.
関係ないけど,戻ってきた D7000 で白糸の滝(下流)をとってきました.
Date | 2014/05/11 |
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Manufacturer | NIKON CORPORATION |
Camera | NIKON D7000 |
Lens | NIKON Ai-AF NIKKOR 35mm F/2D |
Focal Length(FL) | 35 mm |
35mm-Focal Length(35mm-FL) | 52 mm |
Exposure Time(SS) | 1/30 sec |
F-number(F) | 16 |
ISO-speed(ISO) | 100 |
Exposure Compensation(+/-EV) | 1 EV |
実際の白糸の滝の写真はイケテナイので,まともなのが見つかったら掲載します.