井出有治の将来に暗雲
2006年4月13日(木) 14時3分
F1-Live.com日本人ルーキー井出有治の始まったばかりのF1キャリアに早くも暗雲が立ち込めている。
SUPER AGURI F1チームからデビューを果たした井出は、これまでのレースでたびたびスピンを喫するなど競争力を見せていない。そんな井出の去就について、サン-マリノGP終了後には、何らかの決定が下される模様だ。
ドイツの情報サイト『focus.msn.de』によれば、SUPER AGURIのマネージングディレクターであるダニエル・オーデットが、「残念なことに、井出は開幕戦のバーレーンGP以降、われわれが期待していたほど成長していない」とコメント。
さらに、サン-マリノGPに向けてラインアップを変更するつもりはないとしながらも、「彼と他のドライバーとを直ちに交代させることも考えられる」と加えている。
2006年のルーキーにはニコ・ロズベルグやスコット・スピードらがいるが、井出は彼らのように順調とは言えないだろう。急なF1デビューとなったデビュー戦のバーレーンGPを、ほとんど走行できずに終えており、チームメイトの佐藤琢磨からも大きく後れを取っている。
その井出は今週、バルセロナテストに参加する予定。今後の動向が注目される。
ちなみに、井出がイモラでパフォーマンスを発揮できなければ、チームは新たに日本人ルーキーを起用する可能性が高い。そうなれば、フォーミュラ・ニッポンのチャンピオンである本山哲の名が挙がるかもしれないと言われている。
そんな中、Honda Racing F1でテストドライバーを務めるアンソニー・デビッドソンを候補に挙げる者もいるが、“オールジャパン”を謳うSUPER AGURIとしては、やはり日本人ドライバーを起用したいところだろう。
[ F1-Live.com 4月13日 14時3分 更新 ]
も,もうだめか?
って,同じネタで引っ張るのはそろそろやめよう….