FIAはSuper AGURI F1 Teamの井出有治のスーパーライセンスが取り消される方向で動いているそうな.
ニュルブルクリンクのパドックで、FIAが『スーパー・アグリ・F1チーム』の井出有治に対し、スーパーライセンスをいったん取り消す方針であるとのニュースが流れた。
これは先のヨーロッパGP決勝レース時に起きたアルバースとのアクシデントが原因。
FIAは当初、再びテストで経験を積めば復帰できるとの見通しを示唆していたが、突然処分が重くなった模様だ。
全チームの同意があれば、また井出のスーパーライセンス復活の可能性はあるというが、現実には厳しいものとみられる。正式には今週にも日本のACN(ナショナル・スポーティング・オーソリティ)であるJAF(日本自動車連盟)から通達されるということだが、昨季フォーミュラ・ニッポンの純チャンピオンとして井出が得たスーパーライセンスだけに、日本のモータースポーツ界にとっても大きなダメージになりかねない様相だ。
井出君はフォーミュラ・ニッポンでよい成績を上げていることから,JAFよりスーパーライセンスをもらっているわけで,このまま井出君のライセンスが抹消となると,JAFはおいそれとライセンスを発行できなくなる.あるいは発行しても,世界的に認められないものになってしまうわけで….
全チームの同意があればライセンス復活もあり得るとしていますが,ライッコネンやシューマッハ兄弟が納得するはずがないですし,ちょっとあり得ないでしょう.
しかし,日本人ドライバーはみんな神風大好きですね.カミカゼ・ウキョー (片山右京)に琢磨君に井出君ですか.さすがでございます.
興味深い
http://plaza.rakuten.co.jp/secret7700/diary/200605080000/
先日のFIAの通告である「井出の降格」は暗に「井出のF1撤退」を示唆していたのであって,あぐりが「経験を積んで復帰させる」と発言したのはナンセンスであったという見解.
確かに,それなら,スーパーライセンス剥奪をもってF1にでられないようにするしかないよね.筋はとおるなぁ….
ところで ヨーロッパGPの結果は
優勝はMシューマッハ(M.Schumacher)でしたね.アロンソ(F.Alonso)のファンである私としてはちょっと悔しい結果でした.しかし,第三スティントではアロンソはシューマッハを追いかけていない感じがしていましたが,やはり,次のスペインGPに向けてのエンジン温存だったようです.アロンソは一気に勝ちをねらいに行かず,冷静に総合チャンピオンをねらう策士というところでしょうか.すげー.
- バトン(J.Button)君はいつもよりアグレッシブでしたが,やっぱり長続きせずリタイア
- バリチェッロ(R.Barrichello)はだんだん強くなってきました.楽しみ.
- TOYOTA勢,何が起きてるんだ….
- マッサ(F.Massa),ポディウムに初めて乗ったそうです.おめでとうございます.
- ライッコネン(K.Raikkonen),存在感なし.
- モントーヤ(J.P.Montoya),フィジケラ(G.Fisichella),ビルニューヴ(J.Villeneuve),ハイドフェルド(N.Heidfeld)は仲良くポイント圏争いをしていて,見ていておもしろかったです.
- 琢磨(T.Sato),スタートダッシュのスピードが戻ってきた感があります.SA06が待ち遠しいなぁ.