そういえば

ハウルの動く城って,どう見ても熱力学第二法則(エントロピー増大則)に反してますな.
エントロピー増大則というのは,熱はエネルギーの高い方から低い方に流れる(エントロピーが増大する)というやつです.クーラーはエントロピーを局所的に下げますが,それに使うエネルギー(熱)は冷やすに用いたエネルギー以上になります(だからクーラーを使うと地球はあつくなる).
つまり,城を動かすためのエネルギーの遷移(局所的なエントロピーの低下)をカルシファーが提供しているけど,そのカルシファー自体は城を動かすエネルギー以上の熱を発さないといけない.薪数本ではちょっとね〜(笑
カルシファーみてると,正直第二種永久機関どころか,エネルギーを無尽蔵に生成する機関(第一種永久機関)のように見えてきます.