決勝前にアルバート・パーク サーキットの予習をしておこう!

本日のオーストラリアGP メルボルン アルバート・パークサーキットの予習をしております.PS2のゲームで.
まず,アルバート・パーク サーキットはここです.

ピンのたっているところがコントロールラインです.ナニ,どこがサーキットかわからない? しかたないですね.
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8d/Circuit_Albert_Park.png
Google Maps の地図を 90度ちょっと右回転したらちょうどこんな感じになりますね.
(なお,画像はAlbert Park Circuit – Wikipediaを参照しています.)

F1ゲームをやっていて,思ったことなどをつらつらと並べ,エセ解説をしてみましょう.

アルバート・パーク サーキットは中低速のサーキットですが,公道サーキットであるため,コース全体の幅が狭く,ランオフエリアが狭いコースです.(実際のF1だと,さらに路面の汚れの影響もある.)

まず,最初の1,2コーナーは最高速から飛び込むコーナーですので,抜きどころになるのではないかと思います.いかに最終コーナーを立ち上がり,最高速を早めにだして1コーナーに飛び込むかがポイントですね.ただし,オープニングラップで事故が一番起きやすいコーナーとも言えます.

3,4コーナーも右左の連続になっています.ここも団子になっているとクラッシュがおきそうです.でも,その前の直線は比較的短いので,抜きどころにはならないと思います.

5コーナーは全開とはいきませんが,アクセルオンのままコーナリングできる中速コーナーです.

5-6コーナーの間は林になっていて,きれいな風景となっています.いや,これはどうでもいいか….

6,7コーナーも右左の連続となっています.しっかりインをしめればそう簡単には抜かれそうにありません.

8コーナーは全開でいけるコーナーです.

9,10はおなじみの右左連続コーナーです.

11,12コーナーはノンブレーキで流していける中速コーナーで,上手に攻略できればタイムを縮められます.ミスをすると縁石でダメージを受けます.

13,14コーナーとも右90度のコーナーですが,最終コーナー並にコースアウトが多そうな箇所です.特に14コーナーはわずかなブレーキで進入しますが,加減を誤るとランオフします.

15,最終コーナーはシケインになっていて,ここで一気に詰めて,コントロールラインで抜き去るというのが常套かと思われます.

ちなみに,ゲームでの抜きどころは,1,10,11コーナーだと思います.AIは1コーナーはともかく,10-11コーナー間でやけやたら遅いのです.



上はF12006のPS2のゲーム(私ではないですが,へたくそですね).下は去年のポールポジションのバトン(J. Button)のオンボード映像です.

ところで

井出君が2006年に大スピンを喫したのは6コーナーと14コーナーです.
6コーナーはオーバースピード,14コーナーはアクセル踏みすぎですな.縁石に乗ってるときにアクセル踏みすぎると,縁石側のタイヤが滑って縁石側にスピンしちゃうんですよ〜.こいつ,ほんとにレーシングドライバーなのか…? と改めて思う瞬間.

このように,コースを覚えると,テレビ観戦であったとしても,誰がどこでクラッシュしたかだとか,どこでオーバーテイクがあっただとか,状況がわかりやすくなり,楽しくなるわけであります.