{F1]F1 オーストラリアGP 開幕 予選

本当に夢を見ているみたいですな.Super AGURI honda の 佐藤琢磨(T. Sato)とアンソニー・ディビッドソン(A. Davidson)がそろって予選第二セッションへ進み,琢磨に至っては,最終セッションまで残ってしまった.すごすぎるぜ,亜久里代表!

ところで,F1 初心者の人向けに(誰もみてないかもしれないけど)解説すると,F1 には予選というものがあります.この予選というのは,別に予選の成績が良くないからといって決勝に出られないというわけではないのですが,決勝開始時のスタート順位を決めるものですから,非常に重要なのです.
今年の予選方式はこのようになっているようです.わかりやすさを優先して,あえていい加減に書いています.

  • 予選 第一セッション (Qualify 1)

22台全車が走行し,下位6台を脱落者としてそれぞれ17位から22位にする.
セッションは15分.ただし,残り時間がなくなっても,すでにコントロールライン(スタートライン/ゴールライン)を通過して,タイムアタックに入っていればそのアタックタイムは有効.(つまり,セッション終了1秒前にでもコントロールラインを抜けていれば,もう一周走ってもいい.)
搭載燃料は自由.

  • 予選 第二セッション (Qualify 2)

第一セッションと同じだが,第一セッションを通過した16台で走行し,下位6台を11位から16位にする.

  • 予選 第三(最終)セッション (Qualify 2)

第二セッションを通過した上位10台で1位から10位を決める.
ただし,第二セッションを開始する前に,決勝開始時に搭載する予定の燃料量を給油する.(つまり,結構多く燃料を積む.)
セッションタイムは第一・第二と同じく15分.
アタック中に消費した燃料は決勝前に再給油して,第三セッション前の搭載燃料に戻す.

ちなみに,第一・第二セッションで落ちこぼれたマシンは,決勝前の燃料量は自由となっております.
相変わらずややこしいな.