初血液内科

嫁が悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)を罹って,はじめての血液内科.
諸事情があり,骨髄穿刺は先送りにしましたが,PET-CTやこれまでの病理検査の結果から,

  • 肺ではなくおそらく縦隔腫瘍
  • 病理検査の報告書から,古典的ホジキンリンパ腫のなかでも,結節硬化性ホジキンリンパ腫(NS)を疑う
  • 骨髄検査を待つが,B症状や腫瘍マーカーの大きな変動はないため,おそらく縦隔限局
  • (ホジキンリンパ腫としては)腫瘍はそこまでは大きくない
  • たぶん,ステージIAで,少なくともIIIには入っていないっぽい

といったことを言われました.まだ,ちゃんとみてないから,間違ってたらゴメンね,という言葉とともに,ですけど.
ステージIA期であれば,ABVD療法2クール+放射線20グレイで大丈夫じゃないかなーとも言われましたが,予後不良因子がどれだけ出てくるかで見直しをするそうです.
いずれにせよ,来週末から入院ですって!

どうでもいいけれど,ダカルバジンの副作用には血管痛があります.これがあまりにキツいから,ダカルバジンの量を減らす ABVd 療法というオプションがあるんですが,実は,最近 ABVd 療法の予後が ABVD 療法より明確に悪いという統計がでているんだそうな.というわけで,ダカルバジンもキッチリ入れます!というありがたいお言葉.きついな(笑)

…とそんな中,嫁の首筋にでっかい出来物ができとる….粉瘤じゃねぇの,これ.今手術できないよなぁ….とりあえず,明日皮膚科に行かせよう.