たまには持っているレンズの話などを.
NIKON AF-S DX NIKKOR 18-55mm F/3.5-5.6G VR は安い
実はあまり使わないけれど,Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm F/3.5-5.6G VR というレンズを持っています.古くは D40 など,最近では D3000 シリーズなどの廉価な一眼レフでキットレンズとして採用されていた標準ズームレンズで,実売価格は五千円〜一万円程度で取引される超廉価なレンズです.もちろん写りはよくない.最近,VRII な 18-55mm レンズが登場し,役目を終えようとしています.
しかしながら,僕はあえてこのレンズを昨年末に購入しました.
良いところを挙げてみよう
嫁用の一眼レフを調達し(結局 D3200 を購入),練習させるためにこのレンズを買いました.6,000円くらいで買ったと思います.
もう一つのねらいは,スキーのときデジイチを持ち込んで写真をとるのに高価なレンズは持ち歩きたくないから,ちょうどいいな,と.雪山では,結露を警戒しますから,このレンズなら壊れてもいいや,と.
実際のところ,結露して困るのって本体よりレンズなんですよね.本体ももちろん結露はマズイけど,撮像素子が結露したくらいなら,自分で綿棒*1で掃除すればいいし,ファインダーが結露したって別に画像には影響しない.基本的なメカニカル・電子的なところだけ動作すればいいわけで,水没さえしなければ本体はあまり気にしなくてもいいわけです.
一方で,転倒による破損もあり得ますが,これにもこのレンズは良い面があります.それは,マウントがプラスチック(プラマウント)ということ.プラマウントは,ぼくが持っているレンズでは,18-105mm F/3.5-5.6G ED VR (D7000シリーズの標準レンズキット)にも採用されています.
プラマウントは,一眼レフ愛好家には許せないところらしいですね.安っぽいとか,耐久性に難があるとか.
でも,この耐久性のなさがポイント.もし転倒でカメラを地面に打ち付けても,レンズだけがぼっきり折れて,本体のマウントが無傷ということを期待できます.もちろん,本体が必ず助かる保証はないけれど,レンズだけの犠牲で済む可能性もあります(参考: Yuriko.Net » AF-S DX NIKKOR 18-105mm のマウント破損).
雪山でもっと写真をとりたい
今年はいろいろあって結局ほとんど撮影はできませんでした.
来年には是非雪山に写真を撮りに行きたいものです.嫁と一緒に.
転倒してカメラを踏んづけて肋骨を折損した人もいるようなので,気をつけましょう(笑)*2
ギャラリー
2枚目は,チリによるノイズかなんかかな?? 鼻みたいだな….
電線のあたりも収差出まくり.やっぱ,18-55mm クソだわ.(いや,値段ほど,というべきか.)
Date | 2014/04/07 |
---|---|
Manufacturer | NIKON CORPORATION |
Camera | NIKON D3200 |
Lens | NIKON AF-S DX NIKKOR 18-55mm F/3.5-5.6G VR |
Focal Length(FL) | 55 mm |
35mm-Focal Length(35mm-FL) | 82 mm |
Exposure Time(SS) | 1/320 sec |
F-number(F) | 5.6 |
ISO-speed(ISO) | 100 |
Exposure Compensation(+/-EV) | 0 EV |
Date | 2014/04/07 |
---|---|
Manufacturer | NIKON CORPORATION |
Camera | NIKON D3200 |
Lens | NIKON AF-S DX NIKKOR 18-55mm F/3.5-5.6G VR |
Focal Length(FL) | 18 mm |
35mm-Focal Length(35mm-FL) | 27 mm |
Exposure Time(SS) | 1/640 sec |
F-number(F) | 8 |
ISO-speed(ISO) | 100 |
Exposure Compensation(+/-EV) | 0 EV |