モバイルSuicaのコールセンターめ ゆるさないぞ

現在,国領から上福岡に通っていますが,携帯電話のモバイルSuicaの定期券機能を使いたいと思っていましたが,いくつか疑問点がありましたのでモバイルSuica専門のコールセンター(?)にお電話をさせていただきました.

いきさつ

コールセンターにお電話する前に私がわかっていたことは

  • モバイルSuicaは初乗り駅がJR線に属する駅でなければならず(1駅分は絶対にJRでないと駄目.)
  • 上記を満たしていれば,少なくとも1つの路線で私鉄の降車駅を指定できる

ということ.つまり,国領<==[京王線]==新宿==[JR]==>高田馬場(JR)*1で定期券を購入することはできても,国領<==[京王線]==新宿==[JR]==池袋==[東武東上線]==>上福岡では利用できないわけです.
というわけで,なんとしてもモバイルSuicaで定期を利用したいと思っている私としては,

  • 上記のルールを守るために,国領から上福岡の間のJR路線の適当な駅から国領までと,同様に同じ駅から上福岡までの2つの定期券をモバイルSuicaで購入し,国領から上福岡までの全区間をカバーできるか

ということを質問したいわけです.つまり,国領<==[京王線]==新宿==[JR]==>高田馬場高田馬場<==[JR]==池袋==[東武東上線]==>上福岡の二種類の定期券を購入して利用できるか,と聞きたかったわけです.ようするに極端に言うと私の聞きたいことは

  • モバイルSuicaでは二つの定期券を同時に携帯電話内に保持できるか.

ということになるわけです.

実はそんなことはどうでもいい

結論から申し上げると,Noでございました.同時に複数の定期券を保持できないそうです.しかし私の怒りはそこではありませんでした.
コールセンターにお電話させていただいたとき,すごく不愉快感を覚えました.主に次の点です.

  • 非常に高圧的.私の申し上げることが理解できないということは別にどうでも良いことでして,私は何度でも申し上げても結構でございますし,場合によっては上席に変わっていただいて説明させていただいても結構です.しかし,お前の考えが理解できないという態度を貫き,一方的にまくし立てるのはいかがなものか.すごく「何偉そうな態度とってんだ,コイツ」と感じるわけです.
  • 言葉をかぶせる.私のしゃべっているときに,「私の話を聞いてください」と一方的に止めてくださいました.理解できないのはよいとして,客の話を遮るとは何事だ.不愉快な.
  • 保留するといって電話を切った.どうやら保留と切断を間違えたようですが,オペレータとしてあり得ません.ちなみに,1分後に先方から折り返し電話をいただきましたが,「システムの履歴を見てお電話させていただいた」とのこと.不愉快な.

大きくいうと,上記の三点により私はキレさせていただきました.その後,私の申し上げることについてようやく(だいたい)理解していただけたようですが,私もキレておりましたので,「私の申し上げた内容についてご理解いただけているか不安なのですが.」と申し上げますと,復唱していただけました.この部分は途中まであっていたのでだいたいOKでしたが*2,復唱の途中から,「駅名を入力して案内しているから,どの駅から乗ってどの駅で降りたいのかを仰っていただけないと困る」といったことを仰せ.私の質問に最後まで答えていただきたいものです.普段であれば別に気にもとめないような話の流れですが,キレていると細かいことにとても敏感になっており,この程度のことでイライラするものです.他にも,

  • 「お客様のほうで〜」

などといった言葉にも噛みつきたくなりました.お客様に"ほう"とは何事か.
細かいことを言うと,三点目の間違えて電話を切ったとき,私に直接電話をしてきたことですが,この対応は大問題です.いかに私が電話番号通知で架けたとはいえ,その番号にコールバックすることは致命的.
なぜ致命的かといいますと,「私が友人の携帯電話などを借りて,電話を架けていた」などの可能性があるからです.そうしますと,コールバックは当然友人の携帯電話にかかります.もちろん受け取るのも友人.そこで,「先ほどのお電話ですが〜」と話を再開されたらどうでしょうか.これは情報漏洩にあたります.これで情報が漏れたとクレームをあげたり訴えたりすることもできるかもしれません.一般的なコールセンターでは,本人確認をしたり,コールバック先の電話番号と氏名を尋ねてからでないとコールバックはしないようになっていると聞いております.

なんでこんなことに噛みつくのか

なぜこのような些細な言葉の誤りに噛みつくのかと申しますと,私,コールセンターで働いたことがあります.お客様の言葉に自分の言葉をかぶせたり,「理解できていないのはお客様側」,という態度を一瞬でも見せた場合,上司に叱責されたものです.そして,(私の場合は)お客様に不愉快な思いをさせてしまったかもしれないと思ったときは,クッション言葉*3を入れたり,場合によっては不快な思いをさせてしまったかもしれないということを申し上げて謝罪しておりました.だというのに,JRのモバイルSuicaのコールセンターときたら,「非常に不愉快な対応ですね.」と申し上げると,本当に機械的に「申し訳ございません」と一言だけ.その後も小言をいくつか言ったが,それ以外は謝罪しませんでした.困ったものですね.
蛇足ですが,私はコールバック先の電話番号を伺っていない状態でコールバックを差し上げたことはございません.お名前を伺っていないときは,よっぽどの話でないかぎりいたしません.お客様のお名前を伺い中に先方が電話を切られた(切電)ときは,お電話を差し上げるという約束になっていたので,やむを得ずお電話差し上げました(架電)が,まぁ,間違って自分(コールセンター側)が切電してしまったら,自分の無能を呪うしかございません.私はそのようなことをしたことはございませんけれども.

まぁ,ちょっとだけ擁護すると,おそらく1〜2ヶ月程度の新人さんだったのでしょう.ちょっとテンパってました.でも,新人だったら,自分で一方的な決めつけなんてもってのほかだし,理解できないならばリーダー*4に確認をとることが常識.
とまぁ,電話を切ったあとにもいろいろと悪口を言いたくなったので,そのうちクレームを投げつけるかもしれません.私はこういうことについてはしつこいですよ!
一人を見て,全体が同様だとは言いませんが,少なくとも私にとっては不愉快でした.

こういう客がいるから電話を受ける(受電)業務はつらいわけですな! 胃を壊す人が多いのもよくわかる.

*1:高田馬場をJRの初乗り駅にする.

*2:まぁ,私が聞きたかったことはだいたい入っていた.

*3:恐れ入りますが〜,申し訳ございませんが〜,よろしければ〜,といったような言葉のこと.

*4:コールセンターではフロント(一次対応者)のそばにリーダーという補助員がいるのが普通.