1月に入って購入した中古アルテッツァの備忘録です.
前オーナーもいろいろといじくっていたらしく,よくメンテはされている感じなのですが,いわゆる整備記録簿がありません.
油脂などは古いと気持ち悪いので,念のため早めに交換しなくてはいけませんし,過去の大惨事(id:Hie:20180114#1515939858)を考えれば,安全性も高める必要があります.
特に安全性は重要です.なぜかといいますと,嫁さんは AT 限定免許にもかかわらず,購入したアルテッツァはまさかの6速マニュアルなのです.嫁さんは頑張って限定解除の教習中ですが,操作が増えるということはミスは増えるわけで,当然衝突の可能性が高くなります.
そんなこんなで,中古アルテッツァを購入する時点で次のことはすぐにやろうと決めていました.
- 安全周り
- バックカメラ装着
- クリアランスソナー装着(いわゆるバックセンサーとかコーナーセンサーとかいうやつ)
- 左ドアミラーリバース連動下降ユニット装着
- 油脂類交換
- エンジンオイル交換
- オイルフィルター交換
- ミッションオイル交換
- デフオイル交換
- ブレーキオイル交換
- クラッチオイル交換
あと,ナビも古いし,まさかの ETC もなかったので,これらもつかなくてはいけません.というわけで,
- その他
- ナビ装着
- ETC装着.
なお,購入時は昔ぼくも使っていた, パイオニア AVIC-T07 がついていました.名作だったのですが,ちょっと古すぎ.
あと,オーディオプレイヤーに同じくパイオニアのカーDVDプレイヤー DVH-P077II がついていました.さすがにカーDVDとかみないなあ….
車両
2002年4月 初度登録の アルテッツァ GXE10 型 AS200 Zエディションです.
残念ながら SXE10 型 RS200 ではないです.1G-FE エンジンのマイルドなやつのほう.おっさんですまんな.
後期ではありますが,後期の中でもごく初期にあたる中期型というやつです.
購入時,外観はこんなかんじでした.
- BLITZ の Dumper ZZ-R 車高調
- ブレーキキャリパーがなぜか赤く塗装,しかも素人施工(笑)でロータまで一部赤いです
- エンジンカバーが交換されてるっぽい?異様にキレイ
- 事故歴はなさそうだけど,ボンネットに塗装痕あり
- WORK EMOTION のホイール+トーヨータイヤ,ヒビ多く夏くらいには履き替えかな
- アルテッツァの持病であるダッシュボードべたべたはおおむねはがしてありました.エタノールか何かで塗装を剥いだかんじ.まあしゃーない.
- 純正ナビがキルされていてパイオニア AVIC-T07 に,純正MDが取り外され,パイオニア DVH-P077II が装着.
- ナビはなぜか車速をとってませんでした.タップコネクタは劣化していて割れているものが多く,ちょっと危なかったです….
- 純正ナビはコネクタすらなくなっていたので,トランク右奥に設置されているはずの本体もないかもしれません.(未確認)
電装系はオーディオ・ナビくらいでほとんどいじられた形跡はありません.
一方で,メンテナンスはしっかりされている感じでした.タイミングベルトも交換済みだし,ウォーターポンプも妙にキレイなので交換済みなかんじ.エンジンルームもキレイだし,油脂もちゃんと交換していたかんじ.
後で自分でメンテしているときにわかりましたが,ミッションも割った跡がありました.おそらくクラッチOHしているのでしょう.
選んだパーツとか
ナビ: パイオニア AVIC-CZ901-M
カロッツェリア(パイオニア) サイバーナビ 7型 カーナビ AVIC-CZ901-M
- 出版社/メーカー: カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2017/09/17
- メディア: Automotive
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アルテッツァは古い車ですし,純正ナビがオンダッシュに専用ポップアップモニターとして鎮座するタイプですから,社外ナビを選ぶ時点で,下の方にある 2DIN に装着せざるをえません.これは視線移動が多くて危ない.
図. ね?低いでしょう?なお,上の穴二つは,上が純正ナビが刺さる場所,下がエアコン通風口です.通風口の上を加工して無理矢理 2DIN を乗せる猛者もいる模様….
というわけで,HDMI出力できるサイバーナビになったわけです.
え,"-M"?これはですね,マルチドライブアシストユニット ND-MA1 というフロントカメラとかセキュリティ機能とか通信機能がパックされたオプション同梱パッケージです.
実はお仕事で車に近いことをやっているので,興味があって私財を投じて人柱になりました.どんなものかは後日書くとして,まあ,イラネでございました.
ETC: パイオニア ND-ETCS1
カロッツェリア(パイオニア) ETC2.0対応ユニット ND-ETCS1
- 出版社/メーカー: カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2017/05/21
- メディア: Automotive
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みなさま当然ご存じだと思いますが,国交省がゴリ押ししていた ITSスポットサービスの
中身は割と別物なのですが,ETC の機能は一通り網羅しているので,一応 ETC 上位互換です.ETC と違うことは,ITSスポットサービスポイントを通過するときに,進路の渋滞情報などを受信することができます.光ビーコンみたいなものです.つまり,光ビーコンと完全にダブってます.ですから,ぼくは光ビーコンユニットは買いませんでした.
なお,高速道路以外はほとんど普及していないもよう….
国交省がんばれ….
ほかにも安いモデルはありますが, AVIC-CZ901 と連携してナビに混雑状況などを表示できるのはこのモデルしかなかったので購入.まあ,これも自己満足程度のもので,普通の人はイラネなんじゃないですかね.
ETC は事前に近所のイエローハットで車両登録してもらっときました.2700円.
バックカメラ: パイオニア ND-BC8II
カロッツェリア(パイオニア) バックカメラユニット ND-BC8-2
- 出版社/メーカー: カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2016/05/30
- メディア: Automotive
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AVIC-CZ901 にはバックカメラ装着後に,50cmラインと2mラインがどこかを細かく設定する機能があります.純正品カメラでないと,歪みなどのせいでこのラインがキレイに設定できないかもしれないと思ったため,純正にしました.
なお,このカメラをナビに接続するには,
カロッツェリア(パイオニア) カメラ端子変換コネクター RD-C200
- 出版社/メーカー: カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2016/06/20
- メディア: Automotive
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モニタ: CAIRUTEK 7インチモニタ
- 出版社/メーカー: CAIRUTEK
- メディア: エレクトロニクス
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ほかにもいくつかあるようですが,リモコン形状を見る限り,中身は全部同じな気がします.
AC アダプタもついてきますが,本体にレギュレターでも入っているのか,直接 DC/12V を食べさせても大丈夫っぽいです(まだ試してない).
ですから,電源を切断してACCあたりに差し込んでも動作するんじゃないかと期待して購入.
将来は,車両購入時から死んでいた純正ナビのポップアップモニターに埋め込んでみようかな,と思っています.
なお,ディスプレイはなんか青みがかっていてイケてないです.5000円くらいだし,しゃーない….
クリアランスソナー: データシステム CGS252-M
データシステム (Data System)【コーナーガイドセンサー】 モニタータイプ CGS252-M
- 出版社/メーカー: データシステム(Data System)
- メディア: Automotive
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このパッケージにはソナーが2つしかついていませんが,オプションでソナー購入すれば,コーナー4カ所,リアの中央より2カ所の計6カ所にソナーを取り付けられます.
データシステム 超音波センサー(2個セット)Data system US2522
- 出版社/メーカー: データシステム
- メディア:
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ボタンで裏コマンドを打たないといけないので,めんどくさいのですが,フロントとリアどちらか一方だけ動かすみたいなことも一応できるみたい.
この記事を書いている時点では,リア4つ(左右コーナと中央より2カ所)しか装着していません.
左ドアミラー下降ユニット
むかーしむかし,AE100 カローラのためにミラー下降ユニットを買っておいたのです.なぜか2式.(id:Hie:20121008#1349686358)これを復活させます.
この装置は,リバースに入れると左側ミラーが下がり,リバースを解除してしばらくするとミラーが元の位置に戻ってくるというもの.まあやってることは,リバース信号をみて,決まった時間だけ下降モーターを回し,その後決まった時間だけモ上昇モーターを回(下降モータを逆転)しているだけです.下降・上昇時間も任意に設定できるナイス製品です.
先に書いておくと,アルテッツァでは,説明書そのまんまの接続では動きません.リバース線とスイッチ線をひっくり返して接続しないと動かないタイプです.マニュアルの端っこにそういう車種もある,と書いてある.
あと,うちの車両だけかもしれないですが,ミラー下降ポイントを低めに設定すると,戻ってくるときに引っかかりのようなポイントがあって,うまく元の位置に戻ってこないみたいなことがあります.
作業
いやー,日が暮れてから納車して,その日のうちに作業しちゃったもんで,作業が深夜〜早朝なんですよね.というわけで,写真とかほとんどないです.
作業プランはこんなかんじでした.
初日:
- ついていたナビとかいらない電装品を取っ払い
- ナビ裏配線作り
- アンテナとかマルチドライブアシストユニットのフロントカメラとか取付
- ナビ取付
- ETCとかマルチドライブアシストユニットとか取付
二日目:
- バックカメラ取付
- クリアランスソナー取付
- 配線整理
- ミラー下降ユニット取付
初日は20時〜4時まで,二日目は16時〜5時までかかりました.
追記(2018/05/05)
ようつべでよく見ているガレドリ改さんのところでアルテッツァナビ取付特集されてましたねー.
これも後期型(2001/5〜)アルテッツァなので注意.車速とリバース信号の場所が前期・後期で違います.
あと動画中で少し触れられていますが,スーパーライブサウンド車はオーディオ裏配線だけでなく,トランクに設置されたオーディオシステムをいじったりしないといけなかったと思うので,注意.
ついていたナビとかいらない電装品を取っ払い
写真とかほとんどとっていないので,流しでざーっと.
電装品取り外しは楽勝でした.純正ナビも先のコネクタなくなってるし,AVIC-T07 もポータブルなのでほとんどどこにもつながってなかったです.車速もつながっていなかったのは驚きましたが….オーディオも外すだけ.トヨタ車用オーディオの 10P/6P コネクタはそのまま流用しました.
エーモン AODEA(オーディア) オーディオハーネス トヨタ・ダイハツ車用(10P・6P) 2202
- 出版社/メーカー: エーモン(amon)
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: Automotive
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ナビ裏配線とか
アルテッツァ後期は車速線がナビパネル裏にトヨタ5Pできています.ここからリバース線(ブレーキ線)やパーキング線もとれます.
図. トヨタ5P.5Pだけど,線は3本.
ピンアサインとかは,トヨタ5P 車速 とかでぐぐったらでてくるはず.
車速は真ん中の線です.ぼくは,ここから車速とリバース線をとりました.
なお,前期型は助手席サイドJ/Bのあたりにあるんだそうです.
まあ,AE100カローラに比べれば楽勝ですな.あれ,インパネの一番奥にあるECUから車速とらなきゃいけなかったし,それに比べれば楽勝すぎ.
なお,AVIC-CZ901 は 12V/10A です.ここに出ているバッ直やACC類は 20A ですから,ナビが半分を持って行きます.残り半分は バッ直 5A分,ACC 5A分として,ヒューズをかまして助手席側グローブボックス左裏に分岐しておきました.
ETCとか,マルチドライブアシストユニットとか,ソナーとか,その他のデバイスの電源として,です.リバース信号と念のためイルミも助手席側に逃がしておきます.リバース線は,クリアランスソナーやリバース連動ミラー下降ユニットで使います.ちなみにこのバックカメラは ACC だけでOK.
このタイミングでナビはまだ格納しませんが,バックカメラ,フルセグアンテナやETCやマイクなど,そしてモニタ出力用のHDMIなどを配線して各方面に出しておきます.
なお,パーキング線はナビのアース線(黒)に接続しました.
アンテナとかマルチドライブアシストユニットのフロントカメラとか取付
ETCアンテナは,フロントウィンドウ上部の斑紋(カーボン?)がある部分に設置しても大丈夫っぽいのでぎりぎりまで上の方に設置.カメラはぎりぎり斑紋が入らないくらいに下げて設置.ルームミラーと干渉しないようにします.
ケーブルはウィンドウ近くのルーフ内装を指で引っ張って押し込み,左右のAピラー(フロントウィンドウのところのサイドピラーですね)まで持って行きます.Aピラーは引っ張って外すだけ.
このピラーの空洞部にアンテナ類やフロントカメラのコードを流します.ピラーを外すだけで,左右ともアンテナ類を足下まで下ろすことができます.すげーラク….
運転席側は,ハンドルしたのパネルをバラします.プラスドライバーでねじを3つ外して引っ張るだけ.これもラクだ….
マイクを取り付けようとするも,外気温は-1度,冷たすぎて粘着してくれない….
ナビ取付
アルテッツァのナビ裏は結構狭いです.
しかし,サイバーナビは RCA コネクタが多いんですよね….
ですから,事前にこんな対策をうっていました.
これが AVIC-CZ901 の RCA コネクタ
ズンドコ車でもないかぎり RCAピンジャックとかいらないです….
ケーブル多い…
ピン抜いちゃえー
抜きました
画鋲とかでコネクタ先の引っかかりを押し込みつつ引っ張るとするっと抜けます.
これでだいぶスリムになりました.
…が,甘い.マルチドライブアシストユニットとかETCのケーブルがぶっとすぎです.
アンテナケーブルも結構邪魔です.
結局パンパンでした.
パーキング線とかアースとか,切り詰められるケーブルはばんばん切り詰め.
逃がせるケーブルは左右に逃がします.
ぼくは左側のグローブボックス側に逃がしすぎて,グローブボックスが閉まりにくくなりました(笑)
なお,ナビを固定しても,助手席⇔運転席の通線はできます.グローブボックスの脇からナビ上部を通し,純正ナビが鎮座するところ(エアコンダクトの真上)を通して運転席側に配線することはできます.もちろん汚くなりますが….
アルテッツァはあっちこっちに穴があって配線が汚くなっていいなら,割とどうにでもなりそうな気配.
ETCとかマルチドライブアシストユニットとか取付
初日は,とりあえず,グローブボックスに全部ぶち込みました.
二日目に,線を延長して助手席下に移設.
ところが,このときケーブル長を誤りまして,30cmほど短くなってしまい,ケーブルが完全に隠れなくなってしまいました….
助手席サイドの線のまとめ方は,グローブボックスの左脇が基本になります.
ここにはデフォルトでステーがありますので,ここにタイラップなどで各配線を縛り付ける感じですね.
ここは結構なスペースがありますから,いろいろと詰め込めます.あまりグローブボックスに寄せすぎて,グローブボックスが閉まらないみたいなことにならなければ,ですが.
なお,ぼくは,ここにバッ直とACCの分電盤を作りました.
バッ直とACCは何かの拍子にショートするので,エレクトロタップとかは必ずビニテで補強するようにしています.
この部分から助手席下やトランク方向に配線するには,サイドステップのスカッフプレート(金属のほうではなくて内側のプラ)を取り外し,カーペットに埋め込むか,スカッフプレートのレールに配線を納めます.
フロント側の取り外し方は,助手席(運転席も同じ)の左奥にある手回しのねじ(カウルサイドトリムクリップ)を外し,スカッフプレート(プラ)ごと引っ張って外します.厳密に言うと,ねじで止まっている部分(カウルサイドトリム)とスカッフプレートは別物なのですが,一緒にとれます.
このとき,スカッフプレートを留める金具が一緒に外れてくることもあるのでなくさないように.
バックカメラ取付
いろいろと考えたのですが,この方のやり方を採用.
ほかにも,潔くキーシリンダーを取っ払って,そこに埋め込むという手もあるそうです.
問題は,この方よりも,使っているカメラが大きいため,ガーニッシュを大きめに削る必要がありました.
トランクからガーニッシュを取り外したところ.
左ライセンスプレートランプの脇にあるガーニッシュをトランクに留めるためのクリップ穴に通線してそのまま ND-BC8II の本体を直接接着します(台座が入るスペースはなし).ぎりぎりコネクタも通りますが,当然そのクリップは使えなくなるので,該当部分をペンチでへし折って破壊します.別のところまで割れないように注意!
ガーニッシュのカメラ着座部分は,ラッキーなことに,最初から45度程度の傾斜がついていますから,そのまま鎮座するだけでもまあまあ機能します.ただ,先達の調べのとおり,ちょっと下過ぎるので,下側に詰め物をして角度を浅くすることにしました.
ガーニッシュをドリルで穴開けしつつ現物合わせします.適当.
最後に,ホットボンドで補強して完成!なのですが,まさかの写真を一枚もとってない(笑) そのうちとります.
クリアランスソナー取付
こちらが大変参考になりました.
こちらの方も書いていますが(写真7枚目のところ),
写真は、トランクの中から、外を見たところです。
緑の穴の奥にボルトがあります。これが全部で4つ。
このボルトどもは結構厄介なので、バンパーを外す前に
外せる工具が手元にあるかを確認しておくほうがいいと思います。ちなみに、このボルトの先の部分はプラスチックなので
ニッパーで簡単に破壊できます。ちょっとちょん切ってやれば、口の浅いレンチでも届くかも。
狭くてレンチは入らないですし,相当なディープソケットでないと取り外せないです….
ただあまり強くはしまっていないので,ラジオペンチとかで地道に外すのもいいでしょう.ただし,ナットを落っことすと悲劇です.
ところで取り付けるセンサーは事前に細工をしてあります.塗装です.
もとはこんなかんじ.
シールを剥ぎます.
バンパー等ポリプロピレン系の塗装手順に従います.よく,塗料だけ塗っている人がいますが,あれね,すぐハゲる.
というわけでシリコンオフします.
バンパープライマーです.
これにより塗料の密着性があがります.というか,これないと塗装割れします.
このセンサーはリング状の切れ込みがあるので,地道に塗布すべきです.リングの中は直接手塗りした方がいいかも.
ぼくは風が強かったのもあってこの工程を適当にやってしまい,リングの中の塗料がすべてはげてしまいました….
あと,側面も十分やっとくべきですね.側面もアマかった….
プラサフです.
塗布した写真とりわすれました.
トヨタスーパーホワイトIIです.
塗装していきます.
もう,風が強くて,適当になってしまいました.気温も低く,塗料がタレやすいので,適宜缶を暖めますが,塗料がうまくのってくれません….
十分に乾燥させたあと,コンパウンドで磨きます.
十分,とは一週間くらいです.
ぼくは,一時間乾かして,ドライヤーで20分くらい暖めただけですけど….
コンパウンドかけたら,リング内のプラサフが甘かったらしく,ハゲました.あと側面もちょっとはげた…けど,まあいいよね…?
さて,このセンサを埋め込むのですが,付属のホールソーで穴をあけます.
こんなかんじ.
ところが…最後が割れた….
力入れすぎたようです.
けっこうべっこりとへこんでしまったので,夜更けにパテして塗装し,なんとなくペーパーがけしてごまかします.
寒さで塗料が固まらないので,時間がめちゃくちゃかかります.
塗料が乾いたらセンサーを差し込み配線します.
センサーケーブルは,トランク左下側にある,ルーフサイドベンチレータ(換気口)の隙間からバンパーの中を通していきます.ルーフサイドベンチレータは先ほどの方の説明の1枚目の写真に写っていますね.
なお,バンパー塗装がはげちゃったところはこんな感じになりました.
映り込みとか汚れのほうが目立つくらいだし,まあいいよね!!(拡大するとばっちりとマスキングテープの跡が見えますw)
配線整理
実際は塗料が乾くまでの間,リアシートを取り外したりしていました.
この方の記録を参考にしました.
最終的には背もたれはちょっと持ち上げた段階で手を入れ,クリアランスソナーとバックカメラの線を通しておきます.
トランク内はコルゲートチューブでまとめ,リアドアのスカッフプレートを通すときには,ばらけさせました.
リアドアのスカッフプレートは引っ張るだけで外れます.
問題はBピラー(フロントドアとリアドアの間のピラー)部分で,どうやって線を越させるか,です.
結局各線をばらばらにして,地道に隙間を通しました.
その後,助手席横でフロント側から来た線とトランクからきた線を合わせ混み,助手席したに各ユニットを放り込みました.
ミラー下降ユニット取付
ミラー下降ユニットは,左ミラーの上下を制御している線に割り込み,リバースが入ると数秒間下降側にモータを動かし,しばらくしたら上昇方向に数秒間モータを動かすように制御するユニットです.
ミラーの上下用モータは共通です.つまり,上下スイッチの切り替えで,押していないとき=モータに電圧がかかっていない,上を押したとき=上方向にモータが回るように12Vかかる,下を押したとき=逆方向にモータが回るように12V(つまり-12V; 逆方向に)電圧がかかります.
ミラー下降ユニットは,上下スイッチを押していなくても,ユニットの都合で勝手に12Vをかけたり,逆方向に12Vかけたりするわけなので,もともとの配線を切断する必要があります.
こちらの方の資料には,配線図集が掲載されています.写真2ですね.
これによると,アウターミラースイッチ(スイッチ)からリモートコントロールアクチュエータLH(左ミラーモーター)へ伸びている線が,助手席サイドの HD1 というコネクタを通過することがわかります.
特に上下に関わる線は,HD1の11番,12番線ですね.(MVは たぶん Vertical Motor とかの略でしょう).HD1の11番は左右モーターとも兼用の線ですね.今回は MV モータの電圧の向きを制御したいわけですから,11, 12番を切断し,ユニットを割り込みます.
HD1 コネクタは助手席カウルサイドの中にあります.
HD1 11と12はここ.
6年前の説明書がまだ残っててよかったー.
切断してユニットに接続します.
なお,アルテッツァはAE100カローラと違い,スイッチとリバース線をひっくり返して接続しないと動きませんでした.一応説明書の端っこに書いてありますが….
もしもリレーは動いているっぽいのに,ミラーが自動下降しないときは,こういうことを疑った方がいいかも.
まとめ
こしいたい.
油脂編はまたこんど.