功名が辻

先週は合宿にいっていて,見られなかったので.
丸三葉柏紋所を発音できない千代オモシロい.
どうやら歴史をねつ造しまくっている感のある「功名が辻」ですが,お笑い,失笑方向で調整しているようですね.いいことです.どうせ中途半端なんだから,割り切っちゃった方がいいですよ!

ちなみに,信長が京に上れるようになったのは,正親町天皇の御修理の要請があったから.というのも,天皇家としては京都にいる松永・三好を排除してくれる大名を京都に呼びたいけれど,足利将軍はいないし,六角・浅井・朝倉は力がないし,武田,上杉は遠すぎる.さらに,もし公然と松永・三好を倒してくれ!といおうものなら,松永・三好にどんなヒドイ目に遭わされるかしれない.したがって,ちょうどいい位置にいた新興勢力の信長に目をつけて,上京を「御修理」という名目で要請したわけです.
要するに,信長が「京を目指すために,六角か浅井をぶっつぶす.さて,どっちと同盟をくもう??」などと考えたわけではないわけですね.もちろん,京に上る以上,京のそばの豪族と仲良くなっておく必要はありましたが.
あと,上京の建前として「足利将軍(義昭)を奉じる」というのもありますが,別に,足利将軍なぞいなくても,御修理の名目で上京はできたようです.