呪縛の島の魔法戦士

私の趣味に,娯楽小説を読むというものがあります.して,今回はようやく一年遅れくらいで呪縛の島の魔法戦士なるものを読みました.これは,ロードス島戦記などで知られる水野良先生が執筆されている異世界ファンタジーものの小説であります.しかし,ロードス島戦記のような硬派なものとは異なり,水野良先生のおちゃらけた本音をぶちまけたような,建前なしの娯楽小説といえます.
この小説はシリーズであり,なんちゃら国の魔法戦士というタイトルで結構長く出版されつづけているのですが,これはロードス島戦記などのフォーセリア世界という架空世界を舞台とした小説であり,要するに姉妹作品なわけです.そして,今回はご都合により,ロードス島戦記のネタに絡ませているようです.
id:Hie:20060209でも書きましたが,こうやって落ち目を挽回しているんだな,と思った次第です.でもまぁ,そこは水野良先生.ロードス島戦記時代のどうでも良さそうな設定を生かして,なんちゃらの国の魔法戦士シリーズと見事なコラボレーションを果たしてくれました.いやね,ロードス島戦記を読んでいた頃は「どうでもいい設定やな〜」と思ってたんです.本当に….
ちなみに,ロードス島戦記5巻と6巻の間のお話のようですね.パーンが主役落ちするあたり.

と,ロードス島戦記についてid:knp-tsuru:20060225さんのところで解説されています.そうそう,こんなんだった.

魔法戦士リウイ ファーラムの剣 呪縛の島の魔法戦士 (富士見ファンタジア文庫)
ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)

追記

あれっ,

牧歌の国の魔法戦士―魔法戦士リウイ ファーラムの剣 (富士見ファンタジア文庫)

新しいのでてる…(^^;
って,牧歌の国って…どこだろ?あまりに離れすぎてフォーセリアの知識も失ってしまったようです(?_?).