日産サニー UA-FB15 のフロントブレーキ交換

ええ,ついでに.交換しちゃいました.

交換手順

は省略します!

ギャラリー


助手席側のブレーキキャリパーです.
半ヌケになってますが,画像右側に14mm頭のボルトがありますね.こいつを外します.結構かたい.同じくキャリパーの下側にも同じボルトがあります.



キャリパーを外して,とりあえずロータの上にのっけました.ブレーキホースにあんまりストレスを与えないようにね.ゲロ(ブレーキフルード)吐いて死んでしまうかもしれん….



キャリパーを引っぺがしたところです.ブレーキパッド薄ッ.この二枚を引っぺがします.これって,どっちがin/outって区別があるので,どっちがどっちだったか分からなくならないようにしよう.



左が旧,右が新です.あと,上側がインサイド,下側がアウトサイドです.
インサイドにはシムではなく,パッド自体にバネのような針金がついています.なんなのこれ?
また,インサイドにだけシムは二枚ついています.どっちが内側だったかをよく覚えておく.いや,逆につけるとどうなるのかは知らないのですが.
ちなみに,シムは薄めのマイナスドライバでこじって外します.



右が旧,左が新です.右側うっす!



シムを取り外しました.シムにはべたべたとブレーキシムグリースを塗布します.私はストレートで買ったシムグリースを使いました.小ぶりのチューブで400円くらいだったかな.
間違っても,ロータ接触面(摩擦面)に塗らないように.ブレーキ効かなくなっちゃうぜ.



さて,最後の難関ブレーキピストン戻しです.数日前の日記に書いたとおり,SST(笑)をつくっておいたので利用します.これ,中心のボルトがちょっと短かった.100mmくらいあってもよかった.
片手で撮影していたので写真中にはありませんが,本来はこのボルトの頭をモンキーレンチかなにかで押さえます.じゃないともう一方のレンチを回したときボルトごと回っちゃう!

その他

なお,ピストンを戻した後,キャリパーをもとにもどしますが,なかなか2本のボルトがとまらない.なぜかというと,ボルトを差し込むところの受け側がバネになっていて押し込んでからキャリパーを戻さないといけないのです(最初の写真のボルトの受け,蛇腹みたいになってるでしょ.)
また,画像3枚目の同じく蛇腹をみてみると,その先端部分,妙なキリカキがありますよね.これをキャリパーのボルトで止める箇所と一致させてからキャリパーを差し込まないと,うまくボルトが入らないんです.なので,このキリカキ部分を指でくるくる揺らしながらキャリパーを入れれば,ボルトはちゃんと入ります.

総括

しばらくはアタリがわるく,ゴリゴリと異音が出ていましたが,しばらく走り回ってる内に音はしなくなりました.強いて言えば,新品パッドの面取りくらいやっておいても良かったかもしれませんね.
ところで,このピストン戻しツール,最強(笑)

おまけ


あ,これは運転席側のフロントブレーキです.ブレーキパッドも取り外してます.
サニーは,パッドを前方に引き抜くのではなく,左右にレールにそって引き抜きます.これはわかりやすいよね.