もうヨメと洗濯物を干す係で争うのはゴメンですので、乾燥機付き洗濯機を購入することとした。
メモ(2013/11/9追記)
id:Hie:20131109#1383979925 にドラム洗濯機の導入についてまとめました。
NA-VX7200R を買うことにした
夢は白物家電の王様である、National*1ドラム式乾燥機能付き洗濯機の購入です。
うちの脱衣所の構造から、レギュラードラムの NA-VX7200R と決定。これは、よく家電店で見かける NA-VX7200L と基本的に同じなのですが、ハッチが右開きするところだけが違います。
上位機種の NA-VX8200R も検討したのですが、スマホ対応とかカラーディスプレイとか、そんなことはどうでもよいので、基本スペックが同等で、まだ流通していた NA-VX7200R を選んだわけです。ちなみに、下位機種の NA-VX5200R に比べると、「なのいー」とやらが付いているらしいのですが、この「なのいー」とはなんでしょうか。よくわかりません。
うちの脱衣所はとても狭い
とにかく狭いのです。そりゃ、普通のアパートだから当たり前です。特に、脱衣所に据え付けられている防水パン(トレイ)が小さいのです。最初は、日和って小型ドラムであるプチドラムシリーズも検討したのですが、これは、実は本体サイズが小さいだけで、脚のサイズはレギュラードラムやトールドラムとほとんど変わりませんでした。でかいでかいとはいうものの、幅もほとんどかわらず、プチドラムはプチってほどプチではないようです。ぶっちゃけ、脚のサイズとかかわらないですしね。脚から上(本体)の奥行きは結構違うのですが、そこはどうでもよいことでした。
購入前に採寸をしてみた
うちの防水パンは、明らかに縦型洗濯機を意識して作られています。
壁 +----------------------------------------------------+ ---------- | +------------------------------------------------+ | ------- ↑ | | | | ↑ | | | | | | | | | | | | | | | | | 585mm| |610mm | | | | | | | | | | 25mm | | | | ◎(エルボ高50mm;内隅から100,100mmの位置) -->| |<--- | | | | | | ↓ ↓ | +------------------------------------------------+ | ----------- +----------------------------------------------------+ | 680mm | |<---------------------------------------------->|
こんな感じでしょうか。
困ったことに、レギュラードラムの脚を置こうとすると、排水エルボを左前脚で踏みつけてしまいます。かといって、ドラムを左に寄せると、エルボが下に潜ってしまいます。
また、蛇口は高さ1050mmの位置にありました。これも低すぎるような気がします。
課題
採寸の結果、防水パンの中に脚は収まるものの、下記の問題がありそうです。
課題と解決
1 はもうしょうがないということで、脚を持ち上げることにした。
正規品は幅・奧方向にでかすぎるので、ホームセンターに行ったら「せんたくき背のび脚」とかいういかがわしい商品を見つけました。これは、70x70mm で高さを 60mm かさ上げできるというもので、1600円でした。うさんくさいけど買ってみました。これで多分、2も解決。
3 は、蛇口そのものを交換するしかない…ということで、CB-L6 「壁ピタ水栓」というものを買ってみました。5500円くらい。壁ピタ水栓は、既存の蛇口を取り外し、壁に沿って配管を上方に逃がすためのパイプです。
壁ピタ水栓取り付け
実は日記に書きたかったのはこれだったりします。
壁ピタ水栓がどんなものかは写真をご覧ください。イメージクリック&そのページのオリジナルサイズリンクを叩けば拡大もできますよ!
水の元栓を閉めます(でないとバラした瞬間水が噴き出します)
蛇口です。これを思いっきり左に回します。
座金があるときは、事前に指で緩めて壁にキズをつけないようにしましょう。
硬かったので、私はウォーターポンププライヤーで回しました。蛇口のキズがいやな人は専用工具を買いましょう。
このとき水が少しあふれますので、タオルか何かをあてておきます。
取り外した蛇口です。
古いシールテープが巻き付いています。
CB-L6 です。
中身はこんなかんじです(1)
中身はこんなかんじです(2)
中身はこんなかんじです(3)
ちなみに、蛇口を取り出した穴はこんな感じです。
古いシールテープやさびがありますので、歯ブラシで取り除きます。これをちゃんとゴミを取っておかないと、後々詰まりや漏れの原因になるそうです。
シールテープを巻き付けました。
Amazon のレビューに、「シールテープは付いているから別途買う必要は無い」というものもありましたが、私はやり直しの可能性もあるので用意したほうがよいと思います。ホームセンターで100円とかですしね。
CB-L6 の壁水栓取り付け側の座金は外すことができます。じつは、私のおうちの壁水栓は思ったより奥まっており、座金があると取り付け不可でした。
また、後述しますが、洗濯機後方の壁とのクリアランスもほとんどないため、座金がないほうが奥までぴったりと入ってくれて(パイプがぴったりと壁にくっついてくれて)ラッキーだったりします。
こんな感じで取り付けました。
憂いは後方クリアランス
防水パンの内側手前から壁まで 610mm しかないことが懸念です。つまり、前足から本体背部まですっぽり収まるかが問題です。
レギュラードラムの場合、前脚から後ろ脚まで 534mm、後ろ脚から背面の出っ張りは 54mm あります。つまり、前足〜本体背部は 589mm です。なんと、21mm しかありません。しかも、壁ピタ水栓も多少出っ張るので、干渉しかねません。
壁ピタ水栓据え付け後、その出っ張りを見ると、20mm でした。
たった 1mm しかクリアランスがありません(笑)
洗濯機はまだ届いていない
準備は整いました。しかし、いったいどうなってしまうのでしょうか?
付くかどうかわかりませんが、ネットショップで購入してみました。今週中には朗報か悲報かを報告したいと思います。
(追記 2013/9/12) 届きました、付きました
よかったよかった…。
ちなみに、やっぱり高さを稼ぐ必要がありました。
せんたくき背のび脚を当初使おうと思っていたのですが、お店で現物をみると、どうも、ちょっと使えない気がしたので改造。どう使えなさそうだったかというと、カップ型なんですよね、これ。つまり、四角いプラスチックコップ(70x70x60mmくらい)にゴムシートが入っているだけで、コップ部分に脚を挿入できなそうだったわけです。一昔前の洗濯機だと、いわゆる足!という感じだったので、このコップ部分に突っ込めばよかったのでしょうが、今般の洗濯機は足というほど足ではない…。というわけで、200x200x10mmのゴムシートを2枚買ってきて、66x66x10mm のゴムシートをよく磨いだ包丁でへし切り、18枚量産、各4枚をコップに詰め込んで高さを確保することにしました。
というわけで、無事設置完了。しかしながら、足置きがほぼゴムなので、横揺れ(というよりロール)がひどい…。ゴムの一部を木片とかに交換しようかな…。
足部分。
これでもか、というぐらいギリギリ設置。取り付け業者も驚いていた(搬入経路確認のとき「これは…ちょっと無理なんじゃ…?」とか言われてみたり。)。ちなみに、ドアは取り外して搬入クリアランスを稼いでいたんですが、洗濯機を設置するとドアをはめ込めないくらい微妙だったので、脱衣所奧の風呂場ギリギリまで洗濯機を引っ張ってもらって、先にドアを取り付けました(ぉぃ ←でも、これは計算ずく
その他
今回はイートップというところからオンライン購入しました。
有限会社だし、あやしいんじゃねー?とか思っていたところもあるのですが、オーダーを投げてみると、次の日に担当者の方からお電話頂き、搬入までのフローを細かくお教え頂きました。
埼玉エリアへの配送・設置はエディオングループに委託しており、当日はエディオンのお兄ちゃんx2が設置にやってきてくれました。一人は社員、一人はバイトって感じかな。社員っぽいにーちゃんは、ぼくの事前準備を見て「ひょっとして洗濯機関係の人なんですか!?」とお世辞を言えるくらいの好青年で、大変気持ちいいね。たまにハズレもいると聞くけど、みんなこの兄ちゃんくらいだといいね。バイトっぽい人は「うす」しか発言してなかったです。
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