ブラジルGP 決勝

F106最終戦
いろんな意味ですごかった.

顎 vs 眉毛

顎,まさかのパンク.どうやら,ロズベルク(N.Rosberg)の残した残骸を踏んだか.これにより,序盤からビリに.この時点でタイトルはアロンソ(F.Alonso)のものに.
しかし,追い上げ時の顎はすごい! ギアボックスに問題を抱えていたのか,不安定な走りではあるものの,クビサ(R.Kubica)をひとのみにしたり,フィジケラ(G.Fisichella)を追いつめて自爆を誘ったり,ライコネン(K.Raikkonen)を1コーナーでインから押さえたり,もうすごすぎ.
逆にアロンソは,何もしなくてもチャンピオン確定でしたので,まったりと走っており,きわめてふつうの走りでした.

眉毛さんはチェッカーのあと,泣いていたような.ともあれ,おめでとう!
顎さんは,長い間お疲れ様でした.あまり好きじゃなかったけど,F1を沸かせていたのは間違いなくあなたでした.

マッサ,うれしい母国優勝

マッサ(F.Massa)はついに母国で優勝.シューマッハ(M.Schumacher)のパンクは,フェラーリからマッサを自由にしたといってもいいでしょう.すごくうれしそうでしたね.ちなみに,後続のアロンソはまったりと走っていたので,マッサもやっぱりまったりと走っていたそうです.

地味に琢磨の10位はすごい!

琢磨,今年度,マレーシアGP以来の快挙か.不謹慎にも,ライコネンデ・ラ・ロサ(P.D.L.Rosa)あたりが事故って,1pt獲ってくれないか,と期待してしまいました.そんなことは起きませんでしたが,スタートでクルサード(D.Coulthard)をパスし,リウッツィ(V.Liuzzi)やスピード(S.Speed)をジリジリと追い上げていく様はすばらしかったです.

と,今日は辛口は全くなし.強いて言えばTOYOTAがちょっとへぼかったですが,あまり何も言わないことにしたいです.リタイアの理由も不明ですし.
ともあれ,今日は見応え十分でした!