点火プラグ交換

点火プラグを交換しました.
これまでは デンソーの VK16 を使っていました.VK16 はイリジウムタフというシリーズの製品で,10万キロと長寿命を謳っている製品です.
しかしながら,交換できないのははなはだつまらないため,交換することにしました.今回は寿命が2万キロの,デンソーイリジウムパワー IK16 です.

準備

手順

カローラAE100 の点火プラグの交換はきわめて簡単な部類です.
車種に寄っては,プラグが特殊なカバーに隠されていたり,ボルト留めされているものもありますが,カローラAE100の場合はプラグチューブを引っこ抜いて,プラグレンチでプラグを取り出すだけ.

  1. バッテリーマイナス端子を外す
  2. プラグチューブを抜き取り
  3. プラグ用ソケットをTレンチに取り付け,旧プラグを取り外し
  4. 新しいプラグにスレッドコンパウンドをねじ部分にのみ*少量*塗布
  5. 新しいプラグをTレンチを使って締め付け

ポイントは,プラグの脱着は慎重に行うことでしょうか.
よく聞くのは,

  • プラグを取り外そうとしたらねじ切ってしまった
  • プラグを取り出そうとしたらプラグのガイシ部分が折れた
  • プラグを落としてガイシや放電端子とかが折れた
  • プラグを取り付けようとしたらガイシが折れた
  • プラグを取り付けようとしたらねじのかみ合いがわるく,プラグホールがつぶれた
  • プラグを取り付けようとしたら力が強すぎてプラグをねじ切ってしまった

などで,大体どれも致命的です.

プラグが外れない,というのはもはやしょうが無いのレベルなのですが,その他は気をつければよいことです.

  • Tレンチ+プラグソケットとか,ちゃんとしたプラグレンチを使う(エーモンとかの安物はやめた方がいいです.ぼくはエーモンのプラグレンチのほうがねじ切れたことがある)
  • 締め込みのときは,必ず手締めし,違和感を感じたらすぐにやり直す(大体ねじ込み開始から着座まで10回転ちょっと.それより前に固くなったら怪しむべし)
  • 新品プラグは着座してから180度,中古プラグは着座して30度程度を目安に
  • 耐熱性のスレッドコンパウンドを使って次回外しやすくする

はじめての取り外しで,外れないよーという人は,ディーラーに駆け込んで緩めてもらうとよいですよ.
点火プラグを交換せずに5,6年経つと,とてもじゃないけど外れません.
ぼくはあまりに固いときは,ディーラーに持っていくことにしています.手が痛いし.

交換後のフィーリング

ちょっと吹けが安定したかな?くらい.
ところで,このプラグに変えたせいなのか,単純に気温が下がっただけなのかわかりませんが,油温が上がらなくなりました.
冷却水温は90度あたりまであがるのですが,油温がピーク90度,だいたい60度前後になります.アイドリング時も60度前後.高速道路でも100kmphでの巡航なら,60度を下回ります.
VK16 のころはもう少しあがっていた気がしますが,なんでしょうね.
単純に気温が下がったことも原因かもしれませんが,アイドリング時の温度にはあまり関係ない気もしますし,よくわかりません.
なお,水温はアッパーホース部分,油温はオイルフィルターの部分で計っています.
ああ,うん,油温センサーの故障でした.

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