はじめに
今日のエントリは(も)メモです.
納車時点でエアインテークがクリアハゲになっていたことから1年くらいまえにアクリルスプレー塗装していたんですが,雑にやったもんでハゲ&そもそも色があっておらず再塗装します.
色があってない
色があわない最大の理由は,退色です.赤系の色は紫外線により色が薄くなります.消火栓の標識とかが読めなくなるのと同じ理由ですね.
というわけで,調色が必要なのですが,退色の調色までサービスしてくれる塗料屋はおりません.素直に板金屋に出せということになり,ツマラン….
さあ調色だ!
やってみた
とりあえずやってみましょう.
塗料はパナロック2液ウレタンで,ガンはSK11の SPGK-13G です.
SK11 ハンドエアースプレーガン 重力式 口径1.3mm カップ容量 400CC SPGK-13G
- メディア: Tools & Hardware
敗因
いろいろ失敗しているのですが,
- 退色補正しすぎ
- 上と下で色がずれる
- 全体的に暗い
- ブツ多い
- ゆず肌気味
このあたり.
とくに1. の補正しすぎはでかい.今回の色は BMW A26 ホットオレンジM に白系統のベースカラーであるファインメタリックを足しています.調色の段階で色合わせはするのですが,まあぶっちゃけわからないです.色彩センスがないのもあるんでしょうが,実際に吹かないとわからないというか.これは少し吹きながら補正するしかないな,というかんじです.なお,今回は40%程度ファインメタリックを混ぜています.たぶん20%くらいでよいのでしょう.
2.はどうしようもないかもしれません.これは,ボンネットフードの上部と下部で退色のレベルが異なるということで,上側は退色が進んでいるのに対し,下側は退色があまり進んでおらず,今回の薄めの色でも上側はそれっぽいのに,下側は極端に色が薄く感じます.少しずつ色を変えながら塗装…はむずかしいかも.
3. は横着したからでしょう.シルバーの下地が影響しているのだと思います.まあ今回はスプレーガンのテストという意味もあってどうせ塗り直しのつもりです.カラーの隠蔽性を考慮したプラサフを塗って対応しようとおもいます.
4. は青空だとしょうがないかもー.手早くやる,くらいしかないですかね.
5. はタレるぎりぎりまで厚塗りした結果生じました.強いて言えば希釈シンナーを増やした方がよかったかもしれませんね.
いろいろと反省,勉強になったわーというかんじ.