ReadyNAS 1100 のファンが故障した

全国65535人の読者のみなさま,大変ご無沙汰しておりましたが,私は結婚することになりましてその挙式披露宴にかかりっきりであり,こんなクズ日記の更新する暇などなかったのでございます.
しかし,そのような超多忙(すーぱーたぼう)な日々を送る私を困らせる事は常に起きております.友人のUはこの忙しいときに,結婚する彼女がどうだとか,なんだとか,いろいろ言ってきますが,やかましいわ!でございます.
そして,昨日,私のかわいい ReadyNAS 1100 ちゃんから警告メールが大量に飛んできまして,詰まるところ,システムファンが故障したようです.
仕方が無いので,代替ファンを探すことにしました.

ReadyNAS 1100 のシステムファンは6つあるが,システム上は3つである

システムファン2が故障らしいのですが,ファンが6つあります.よく分からないので分解したところ,2, 2, 2のファンがシステム上ではそれぞれ1つのものとして見えているようです.
一般的に,PCのシステムファンで回転数制御できるものは,3pinコネクタでシステムボード(マザーボード)と接続されておりまして,赤・青・黄の配線のうち,黄がファンの回転数(パルス)フィードバックとなっています.つまり,システムはこの黄色の線からファンの死活監視をしておりまして,ファンが故障するか,この黄色の線が断線すると,システム上故障扱いとなります.
実のところ,私の ReadyNAS 1100 のファンは全て回っており,黄色の線が断線していただけでした.
しかしながら,システムボード上では3pinコネクタが一つだけですから,監視できるファンは1つだけです.つまり,ペアのもう片割れは監視すらされておりません.従って,ReadyNAS 1100 では,黄色い線のない方のファンが故障しても,故障は検知できないという困った仕様となっております.

ぶっちゃけ 40x40x20mm で 12V 3pin 駆動のファンなら(多分)なんでもいい

私は適当に,6000rpm程度の回転数をたたき出すファンを二つ探し,3pinを二股分岐するケーブルを買ってきました*1

  • ファン: PAAD14020BM
  • 分岐ケーブル:

とりあえず直った

システムファン2のペアを取り外し,新しいファンと交換し,二股分岐の電源分岐ケーブル経由でシステムボードに接続したところ,無事エラーは止まりました.
写真も何も撮らなかったのですが,とにかく私は忙しいのです.

アイネックス ファン用二股電源ケ-ブル WA-084A

アイネックス ファン用二股電源ケ-ブル WA-084A

*1:分岐先の一つは3pinで,もう一方は2pinです.従って,後者は制御対象外です.