昨日の続き

ダイアグチェック

異常なし.
これでもかというくらい,正常に,エンジンチェックランプがピカピカ光る.
AE100 系のエンジンチェックランプによる故障診断は,エンジンルームのDIAGコネクタの TE1とE1をクリップかなにかでショートさせ,イグニッションスイッチをON状態(エンジンをかける直前)にしたときのチェックランプ読み取りで行います.
0.52秒周期での点滅(おおよそ秒間2回)の点滅は,正常を意味しますので,今回のチェックでは異常を検出しなかったということになります.

そもそも,よくよく考えれば,AE100 の場合は,O2センサの交換で冷間時に起きるハンチングが解消されるわけないんだよな.なぜなら,AE100 の O2センサはヒーターを持っていませんので,冷間時は信号が出ません.O2センサは熱を持つと電圧を生じる素子なので,冷間時は当然何もでません.もちろん,高級車は,O2センサ自体にヒーターがついていて,冷間時でも電圧がかかるように設計されたものもあり,この場合は冷間時でもアイドリングハンチングとかに影響はするでしょう.

AE100の修理書にもO2センサのダイアグチェック項目には,下記のように書かれています.

車速100km/h以下,エンジン回転数が1500rpm以上で冷却水温70℃以上の高負荷状態が2分以上続いた状態でO2センサー信号がリーン状態のままのとき表示(燃料カット中は除く)

(原文ママ)
これでは,冷間時にダイアグ異常などでるわけないです.

発作時の燃料油キャップ外し

効果無し.
というわけで,チャコールキャニスターもあんまり関係ない気がする….