冷間時アイドリング中に 2000 rpm 付近で高回転ハンチングをしてくれる我らが AE100 カローラですが,
- ISCV 交換(中古)
- 吸気温センサー交換(中古)
- O2センサー交換(社外品互換性チェックのない新品)
にめげず,相変わらず楽しくハンチングしてくれます.
十分に暖機すると収まるから別に困らないんですが,冷間時にシフトを変更するとドカンとショックが来るので心臓に(というかATに)よくない.
キャニスターのせいではなさそうだというネガティブな情報もあるし,相変わらずダイアグにはなにもでないしで,八方ふさがりよ!と思っていたのですが,はたと思い立ってエンジン配線艤装図を追ってみました.
過去に,水温計を交換していたので,全く疑っていなかったのですが,ひょっとすると他にも水温計ってあるんじゃないか…?と.
AE100 には水温計(センサ)として,
- ウォータテンパラチャディテクトスイッチ No.2 ⇒ ラジエタファン用,
- ウォータテンパラチャセンダゲージ ⇒ メータ用
があることは知っていましたし,これまでは前者のセンサが兼用で,ECUにも水温を通知しているものだとばかり思っていました.前者は過去に交換済みで,問題はないとして水温系統を除外していたわけです.
艤装図を見て,ECU の水温のラインを追いかけていくと…あれ,知らないコネクタに繋がってる(笑) 繋がっている先は,ズバリ「D41: 水温センサー」.相変わらず用語の統一がなっていなくて素晴らしい.もはやどれかもわからないけれど,エンジンルームの艤装図には,他に
- D38: 水温スイッチ(コンデンサスイッチ) (⇒ ウォータテンパラチャディテクトスイッチ No.2 のことだろう),
- D29: ウォータテンパラチャセンダゲージ (⇒ まんまウォータテンパラチャセンダゲージのことだろう)
があるので,おそらく全く別のセンサーっぽい.
パーツリストを漁ったところ,
- E.F.I ウォータテンパラチャセンサ
というものが該当箇所にあったので,おそらく,これ.
というわけで,どうやらぼくが認識していないセンサがあったようです.
とりあえず,ハンチング中にこいつを抜いてみて,変化があったら,交換してみることにします.