残り数戦を残して，なんだか大変なことになっています．今年のF1グランプリ．
見所はやはりマクラーレンでしょう．なんといっても，
- ドライバー同士がにらみ合っている，
- ドライバーとチームでトラブルが絶えない，
- フェラーリの機密をなぜか知ってる，
- 以上のすべてに眉毛が関わっている．
珍しい，眉毛ファンの私としては，なんとも目が離せないのでありますが，ついにフェラーリの機密漏洩問題でマクラーレンが敗訴，コンストラクターズポイントをすべて剥奪されるという事態に．しかも，モズレー(M. R. Mosley)に，
「コンストラクターズポイントと罰金1億ドルでよかったな． おれってば，マクラーレンをF1から追放しても良かった んじゃないかって思ってるんだよ．」
などといわれる始末．
ちなみに，マクラーレン敗訴の決め手となったのは，眉毛ことアロンソ(F. Alonso)とフォーミュラニッポンでは強かったデ・ラ・ロサ(P. M. d. l. Rosa)のEメールだという．FIAがマクラーレンドライバーに質問状を投げたとき，アロンソだけが，このやりとりを告白したという．
FIAの一部の人たちは，このアロンソの行動を絶賛する一方，こいつチーム売りやがった…という声も出ているのではないでしょうか．怖い話です．一応FIAは，マクラーレンに，「チームを売ったからといってアロンソを攻めるんじゃないよ!」と言っているようですが，どうなることやら．
最近のニュースで興味深かったのはコレ．
(略)
F1の上位チームは、ライバルから情報を守るためドライバーとの通信を暗号化しているが、J.トッド代表はその暗号をハッキングすることは日常茶飯事だと言及。「我々があるマシンの無線を聞いたことは認めなければいけない。キミは2002年から2006年までいた前のチームではそれが当たり前の行為だったと証言した。我々の弁護士が彼ら（マクラーレン）の証人に（他チームの）無線を聞いたのは真実かと尋ねた時、肯定したんだ」と、ライバルチームを非難した。
…そんな簡単に解読できるなんて，どんな暗号使ってるんだ? 偽情報じゃないのか???
