実はドライブシャフトブーツのインナーもグリス漏れを起こしていた

全く不幸というものは続くものでして,ドライブシャフトブーツのインナーはブーツが破れてはいないものの,小径側からグリス漏れを始めていました.先日の写真で,フレームに乳白色のなにかが付着しているものがありますが,それが漏れたグリスです.
インナーブーツの交換は,ドライブシャフトをミッションから切り離して施工するため,工賃がかかるという話をよく聞きます.アウター用分割ブーツが一般的に使われており,シャフトをミッションから切り離さずにすむからです.一方,インナーブーツはそういった分割ブーツが市場にないためシャフトの取り外しが必須と思っていました.
が… あるじゃん,分割ブーツ.これって昔からありました? 2年前くらいに調べたときは無かったような…気のせいかな??

よしこれで,何も気にすることなくインナーもいじくれるぞ!! まずは,漏れている小径側のバンドを交換してきつく締め直そう!!たぶん,経年で内側のゴムが痩せてグリスが出てくる通路ができちゃっただけだとおもうし.失敗した・手の施しようがないことが分かったってことになったら諦めてこれを買おう.

追記

インナーの分割ブーツがスピージーから出てきたのは割と最近のことっぽいですね.上記の製品が初めてネット上に現れるのは2009年末で,2010年後半になってから使われるようになってきたっぽいです.

さらに追記

インナーはミッションそばのため,分割ブーツが設定されていようとも,そもそも手が入らない可能性もあり,結局ドライブシャフト分解しないとダメなことも.現車をみて確認しましょう! ちなみにうちの AE100 はダメでした.左はなんとかならなくもないですが,右は中央のフレームとマフラーとミッションが邪魔して手が入りません.