シュアラスターの添加剤

驚いた.悪くない.
私は水抜き剤やらエンジンや燃料系のスラッヂ落としの添加剤は信じていないし,KURE の添加剤を使っても特に変化は感じなかったので,この手のものはオカルトだと信じていました.
ただ,KURE みたいなヤスモンだから,効果が無いのかも…という気もしていたので,一度だけ…と思いつつ,シュアラスターの添加剤を買ってみたわけです.
買ったのは下記の二つ.

前者は,多走行車向けのエンジンオイル添加剤で,ピストンシリンダのガタツキを軽減し騒音減少の効果があり,後者は,インジェクタやバルブステムやら燃料系を洗浄する効果があるそうです.
現時点で分かっているのは,前者はどうやら効果がそれなりにあるようです.添加剤で,変化を体験したのははじめてです.
しかし,プラシーボ効果で静かになったと思ったのではたまらない.
ということで,いい加減ですが,スマートフォン(HTC-J)の音圧メータアプリ(Sound Meter)により,エンジンリカバリー添加前と添加後の騒音レベルを調べることにしました.その後で後者のガソリン添加剤を入れましたが,これはまだよく分からないので,今回はレビューできません.

さて,条件はこんな感じです.

  • 場所: アパート1Fのガレージ
  • 車: AE100 カローラ SE Limited
    • エンジン: 5A-FE
    • 走行距離: 約90,000km
    • エンジンオイル: カストロール EDGE 5W-40 (200kmくらい走行)
  • 試験シナリオ:
    1. エンジンオイルが80度になるまで暖機(オイルフィルタの当たりで計測)
    2. アイドリング中にスマートフォンをウォッシャタンクの上に載せて定位置で音圧を計測
    3. エンジンオイルにエンジンリカバリーを200cc添加して10分アイドリング
    4. アイドリング中にスマートフォンをウォッシャタンクの上に載せて定位置で音圧を計測

結論から申し上げますと,

  • 添加前: 60dB
  • 添加後: 52dB

というわけで,アイドリング状態では8dBほど静かになったことになります.でも,体感ではそんなに静かになった感じはなし.というのも,ボンネットを開けた状態だと,どちらかというとスパークプラグの点火音のパチパチという音の方が甲高く聞こえ,低音が減少しようとも静かになった感じがしないのではないかと思っています.

ところで,エンジンリカバリーは相当ベタベタした添加剤です.まさかとは思いますが,オイル粘度が上がって静かになっただけ…だったらやだなぁ.これはよくわかりません.
さて,実走行で変化が出たかどうかというと,出ました.吹き上がりの音(だけ? 笑)が違います.
正直ぼくの 5A-FE エンジンちゃんはポンコツでございまして,普段はブロロロロロ〜 みたいな音を出すのですが,ブーーーーーーーーン⊂二(^ω^ )二二二⊃ という音に変わりました.
また,エンジンレスポンスが良くなったような気がしますが,これはエンジンリカバリーのおかげかフューエル システム クリーナー&コーティングのおかげなのかよく分かりません.

まだあまり乗ってないし,静かになっただけなので,これは買いです!とまでは言わないけれど,騒音が本当に気になる人は入れてもいいかもしれませんね.ガソリン添加剤のほうはしらね.


使った音圧測定アプリ(Sound Meter)はこんなの.