家計簿さな太郎のクレジットカード支払い機能のお話

家計簿さな太郎Ruby on Rails な家計簿ツールで,今も精力的なアップデートが続いています.
強力なツールにクレジットカード支払い機能がありまして,例えば3/10の支払いを自動的に当月末日3/31に締め,翌々月4日(5/4)払いのようなことを自動でやってくれ大変便利です.
しかしながら,精算日は何日(上記の例では4日)といった指定しかできない問題があります.いや,問題視しているのはぼくだけかもしれませんが.
例えば,実際の精算の日が祝日などに当たる場合は,次の営業日(たいていは平日)であり,さな太郎上のDBと不一致となります.上記の例では,5/4は国民の休日ですから実際の精算日は5/7ですが,さな太郎上では5/4に精算が自動的に済まされてしまいます.
もちろん,国民の休日やクレジットカード会社の都合などさな太郎が認識する必要はないのですが,下記くらいのことをやってくれるボタンくらいはほしいと思うのです….

mysql> update items set action_date = '2014-05-07'
         where action_date = '2014-05-04' 
           and from_account_id = 引き落とし口座のID 
           and to_account_id = クレジットカードのID;

これをクレジットカード毎に,各月で変更設定できればぱーふぇくと.
同じように,カード締め日が休日に被る場合は,締め日付近の休日のカード利用に対する精算日を,さらに次の月へ繰る機能もあると嬉しい.
例えば,毎月28日締め設定をしているときに,27日,28日が土日となると,27日のカード利用も次営業日の29日に請求され,29日が実際のカード利用日になってしまいます.この場合は,締め日に間に合わず,結果として指定した精算月よりさらに翌月の精算となってしまうわけです.このときの乖離を避けたいわけです.
もちろん,現行でもこの問題を意識していて,一件一件手で精算日を修正することはできます.

ちなみに,このクレジットカードの自動精算はスーパー便利ですが,自動で精算処理がされてしまうので,入力間違いや抜けがあっても,一切分からないというワナもあります(笑) 私は Web家計簿 小槌も平行して使っているので,こちらの精算機能で気づきますが….
あと,クレジットカード払いしたとき,いつ店舗がカード会社に請求してきたかにより,実際のカード利用日が後ろ倒しになることがあります.この場合は,もうどうしようもないね….

それにしても,Ruby on Rails な名家計簿ツールが二つもあるとは,日本は素敵な国だと思います.

補足

Web家計簿 小槌も,もちろんクレジットカード払い機能をサポートしています.
さな太郎との最大の違いは,小槌では,精算対象とする品目をチェックリストに加えていくところです.
作業的には,2/1〜3/31のクレジットカード精算アイテムの中から,精算対象外のもののチェックを外していくというイメージ.もちろん,精算対象の範囲は任意に決められます.
いつもカード明細と一致せず,何が足りないのか比較表みたいなのをつくって誤記のあぶり出しをやってます.